製品情報
スカイフラット撮影用可動パネル装置
フラットフィールドの取得方法は均一な明るい面光源を無限遠に置き、
それを 天体撮影時と同時に、同じ光学系で、
同じ天球方向で撮像することで得られるます。
とはいってもこんな条件を実現できるわけが無く
なるべく近づける方法としてとしてＥＬパネルを使った方法と
実際の夜空を使ったスカイフラットを使う２通りがあります。
今まで試行錯誤でやってきたのですが偶然撮れたスカイフラットが
良くマッチングしていて
対象画像とフラット画像の撮影された時間差が短くすれば
いいサンプルが撮れる事がわかりました。
特に光害地なのでスカイフラット効果が高くと考えてます。
ということは、この動作を撮影プログラムの中にスカイフラットを撮影する動作を
組み込めれば、かなりの精度のフラット画像が取れるのではないかと...
自動化してフラット撮影を実現するためのスカイフラット撮影用可動パネル装置です。
基本はステッピングモーターの位置ぎめ制御になります。
鏡筒へはバンドにモーターをつけてディフューザ用のアクリル板をつけた簡単なものです。
このアクリル板は探しました。（すりガラスタイプのものはあまり無いですね）
コントローラーはＵＳＢを介してパソコンからコントロールします。
撮影途中に鏡筒を触ることがないのでブレや振動の心配はないです。
動作させている状態です。
